ウォークマンZ
プレーヤーのOSにAndroidを採用したプレーヤーですが、まず音がしっかりしている。フルデジタルアンプっぽい硬質な音ですが、聞き疲れはなさそうです。AndroidってことはAndroidマーケットからFLACプレーヤーとか入れられる訳ですね。Apple Losslessもプレーヤーにあったような。iPod touch対抗の商品ですね。音質の関係でiPod+MHPAってやってた人はこちらの方トータルコストが安くてが音が良いのでオススメです。
XBA-1SL
ソニー初のバランスドアーマチュアを振動板に使ったイヤホン。こちらはフルレンジ一発のみ。バランスドアーマチュアというとちょい昔に流行ったSHUREのE2cとか最近のSE315あたりとの勝負になります。バランスドアーマチュアは生産している会社が限られていたのでダイナミック型に比べるとコストがかさむのが弱点でしたが、今回のシリーズを作るにあたりソニーは振動板を自社開発しました。このことにより外部調達するよりもコストが抑えられ、また自社の持つ技術を最大限に生かした製品を作ることができました。音質ですが、ユニットが1個なので低音、高音ですこし頑張りましょうなところはあるものの、価格が安く、バランスドアーマチュア入門には最適な製品になってます。
XBA-2SL
こちらは振動板を2基搭載したモデル。ウーファーとフルレンジです。SHUREのSE425がライバルです。他のメーカーがツインユニットにするとフルレンジ+ツイーターになるのですが、こちらは先程も書いたようにウーファー+フルレンジ。豊かな低音が出てきます。
XBA-3SL
こちらは3基搭載モデル。ウーファー+フルレンジ+ツイーター。SE535がライバル。私が試聴した中で一番しっくりきたのがこのモデルです。豊かな低音、伸びる高音、しかし大雑把なダイナミック型とは違って繊細な音が聴ける。この音で市販価格2万は安いと思います。私イチオシモデルです。是非。
XBA-4SL
4基搭載モデル。ウーファーx2+フルレンジ+ツイーター。3SLよりも更に響のある低音が特徴ですね。ただ聞いた個体が壊れているのかやたら高音部が強調されてました。ひずむくらいに。これはちゃんとした個体で聞きたかったなぁ。
と、感想を書いてみましたが昔のような「わくわくするソニー製品」って感じがします。コストパフォーマンスもいいです。「えー、ソニー?ドンシャリだろ?」って思ってる人ほどこの4機種にはハマると思います。私も3SLを近いうちに買いたいな、と(笑。